2026/01/02

Modern Jazz War | Sound Trek Vol.3 260225

 Modern Jazz War


メンバー L→R
Rio(Gt)、Takuya(Dr)、Ryoga(Ba)、Michi(Vo/Gt)


写真家・中野道が率いる Modern Jazz War

写真家・映像作家としても活動する Michi(Vo/Gt)、バンド・Bbugs の
ボーカルギターも務める Rio(Gt)、コンポーザーとしても活動する Ryoga(Ba)、
そして映画監督としても活動する Takuya(Dr)という、
それぞれ特異なバックグラウンドを持つ 4 人で構成されている。

“Modern feelings, Jazz intentions”
元々は即興に即興を重ねる「脅かしっこ」合戦のようなジャズのあり方が、
現代の SNS 上で繰り広げられる Flex(誇示)のかまし合いに似ているとい
う Michi のジョークから生まれたバンド名でもある。現代社会で感じるさ
まざまな違和感や苛立ちに、自分たちなりの突発的な表現で応答すること
を目指している。



< 現代社会を批評するデビュー EP『Holes in Modernity』を2025年9月24日にリリース>

初 EP となる『Holes in Modernity』は、現代社会の構造そのものに批評的な視線を投げかける作品である。安心と快適を目指したはずの社会に潜む「暴力なき暴力」や、整いすぎた調和への違和感、同調と消費への疲弊をテーマに制作された。制作手法もまたコンセプ
トと呼応しており、全編を通じてワンテイク録音、クリックなし、編集は最小限。意図的に「制御された構造」から逸脱し、その一度性を音として刻んでいる。

全 7 曲はノイズやドローンによってシームレスに接続され、一曲の大きな流れとして体験できる構成。先行リリースされたシングル『Bleeding for Nothing』『C2 (Scared to Name It Me)』もその中に位置づけられ、最後には暴力的かつ繊細なノイズの壁を通り抜け、
再び冒頭へとループしていく仕掛けが施されている。緊張感と危うさが一貫して EP 全体を覆っている点も特徴的だ。

レコーディング/ミックスには Kensei Ogata、マスタリングには Katie Lau(Japanese Breakfast、Blondshell)が参加。アートワークはデザイン事務所 SIUN が手がけ、コンセプトである「Hole(穴)」を視覚化したデザインに仕上がっている。

国際的な感性を取り入れつつも、その核心にあるのは日本的な「間」や「揺らぎ」への繊細な感覚だ。音が環境と共鳴し、意味を超えてただ存在することの強度を探る姿勢は、同時リリースとなるアンビエント作品『MJW1』にも通じている。




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